ログイン  |  新規登録
メインメニュー
カレンダー
2006年 12月
« 11月   1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
最近の投稿

 rss
 atom
月別過去ログ
カテゴリ一覧
検索

2006年12月20日(水曜日)

12月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 03時27分06秒

 今の国会で教育基本法が改正されようとしている。その中には愛国心教育が盛り込まれている。

 今、いじめや非行が指摘されているが、愛国心教育によってこれらの問題は解決される、あるいは解決へ向かうのだろうか。「愛する」という感情は教育によって育つものなのだろうか。

 身近な例をとりあげてみても、子どもに愛されたいと親が思う時、どうするかを考えてみればよい。子どものために親はこんなに一生懸命なのですよ、子どもに不幸があったら親はこんなに悲しむのですよ、と行動し、それが伝わることによって愛情が生まれるものではないのか。

 これは、先生と生徒にも友人同士にも言えることであろう。お前は国を愛していない、愛しなさい、と教育することによって教師や社会に対して反発し、一層不登校や非行に走ることもあるのではないか。

 二〇〇三年に「君が代」斉唱の際、起立せよという東京都の通達に反して、四〇〇人近い教員が停職などの処分を受け、現在裁判中の事例もある。

 教育基本法に愛国心をもり込むことと、日の丸・君が代の強制がセットになって国民が内心の自由を侵害され、戦争に反対できない社会になる危険性を感じる人は多く、各地で反対集会が開催されている。

 「この国が戦争するようになっても、国を愛さなければならないの?」、「この先徴兵制に反対すると、愛国心がないと仲間はずれにされるかも?」という疑問を持っている人は多い。

 今の教育基本法は、軍国主義の教育への反省から生まれ、平和な社会の実現を
めざして子ども達を平等に、大切に育てる──  この理想に近づけるのは教育
基本法の改正ではなく、現行の法をより徹底させることの方がよいと私は思うのだが。


2006年12月10日(日曜日)

12月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 03時24分12秒

 最近中学校の社会科の授業の一環として、職場訪問というのがあるらしい。  私の事務所にも、この二・三年何人かの中学生が訪問してくる。「皆どんなところを訪問するの?」と聞くと、動物園・フルスタ・お菓子やさんなどと答えてくれた。一二月号の長谷山氏の「ねらく物語」にも、仙台フィルに職場訪問に来た中学生の話があった。

 そんな他にいくらでも楽しい職場がある中で、よくぞ法律事務所という地味な職場を選択して来てくれたものだ。礼儀正しい上杉中学校の男女六人。職歴三五年の私と、この一〇月に弁護士になりたての若い弁護士二人で対応した。

 「弁護士をやっていて、よかったと思う時はどんな時ですか」、「逆に一番苦労するのはどんな時ですか」

 これは前もって考えていた質問かな。

 「オウムの裁判には何であんなに時間がかかっているのですか」、「被害者が実名で報道される時と、匿名で報道される時があるのはどこが違うのですか」

 よしよし、犯罪に関しての報道をよく読んでいるね。

 「もし、僕が急いで道を走っていて、ぶつかって転んで頭を打って死んでしまった人が、たまたま総理大臣だった時と、ホームレスみたいな人だった時と、罪の重さは違いますか」

 ウーン、これは自分の頭で考えた質問だね。

 後日、担任の先生のパソコンで打った手紙と共に、生徒の直筆の几帳面な礼状が届き、「弁護士が委員会を作って活動しているという話を聞き、『利益にもならないのに社会問題のため活動するなんてすごい』と思いました。そして、これからは自分の得にならなくても必要だと感じたことは、積極的に行動したいと思います」という内容に、若い弁護士共々大満足したのであった。


20 queries. 0.231 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress