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2008年1月20日(日曜日)

1月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 05時14分36秒

 大学の恩師が急に亡くなってから一年経つ。

 恩師は、著名な民法学者で、現職を退いた後も執筆活動を続けておられた。
新しい視点からの親族法をほぼ脱稿し、机上の原稿の上に眼鏡と訂正用の短い赤鉛筆を置いたまま、この続きを始める姿を彷彿とさせる形で緊急入院し、二週間弱の後、心不全で亡くなったと聞いた。

 訃報に接したのは東京にいた時だったが、急遽帰仙し、葬式で弔辞を読んだ私は涙が止まらなかった。

 先生ご夫妻には、子どもがいなかったこともあり、我が子のようにかわいがっていただいた。
夫との実質的仲人でもあるし、私達に長男が生まれた時に百日目(地方によっては百十日・百二十日)のお喰い初めの時には、祖父母の代役でご飯粒を長男の口に入れる、という儀式をしていただいた。
本を山のように積み重ねてある書斎から、和服姿の先生が目を細めて出てこられ、「来たか、来たか」とにこにこ話しかけて下さったお姿が懐かしく思い出される。
 でも、長患いして亡くなった後、入院中のお姿しか思い浮かばないより、元気なお姿のままポックリ亡くなられた方が、良い思い出ばかり残りますね、と慰めたつもりの言葉に、奥様は「配偶者の場合は別、ああもしてあげれば、こうもしてあげればよかったと、諦めがつかない。
生前、夫婦一緒に行った所にはつらくて行けない」と、おっしゃっていた。

 本当に仲睦まじいご夫婦でいらしたのだ、と改めて思った。


2008年1月10日(木曜日)

1月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 05時12分26秒

 憲法九条改定を焦点とする改憲論者の言い分の一つは、現在の憲法はアメリカの押しつけだから、ということである。

 しかし、先日観た「日本の青空」という映画で、そうではないのだ、という認識を強くした。

 映画の主人公は、鈴木安蔵という憲法学者。一九四五年一一月、日比谷で大空襲の戦火を免れたビルの一室で「憲法研究会」のメンバーが集まり、鈴木安蔵を中心として憲法草案をまとめた。
この憲法研究会では共和制の案も出されたりしたが、結局、天皇を象徴とする民主主義、自由権、平等権、参政権など基本的人権を盛り込んだものとなった。
これを鈴木安蔵は首相官邸とGHQに提出した。GHQのエマーソン氏がこれを高く評価し、マッカーサーにも訴え、GHQの草案でも重要視されて、現在の憲法ができあがった、という内容であるが、鈴木安蔵の戦前の貧困ぶり、夫婦の会話なども折り混ぜ、難しいテーマにしては飽きさせないできあがりになっていた。

 最近「カルラのリスト」を観た。

 これはユーゴスラビアの戦争責任者を見つけ出して、国際刑事法廷に起訴することに執念を燃やしている女性検察官カルラの話で、カルラをずっとカメラが追って活躍を紹介している。

 実話に基づいた映画からは得るところが多く、次は「ヒットラーの贋金」を楽しみにしている。


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