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2008年9月20日(土曜日)

9月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 05時35分10秒

 来年五月から始まる裁判員制度に向けて、取調べの可視化が進められている。

 現在は、被疑者を取調べるのは密室で行われ、家族や友人はもちろん、弁護人も立ち会えない。密室で、警察は、いくら被疑者が無実を訴えても耳を貸さないどころか、大声で怒鳴ったり、ひどい時には暴力を振るって「お前が犯人だ」と追い詰めることもある。
 何人もの捜査官に取り囲まれて、二〇日間も取調べを続けられ、耐え切れずに嘘の自白をしてしまう被疑者もいる。裁判で本当のことを言ったら聞いてもらえるだろうと思うのであろう。

 しかし、取調室の中で、どんな取調べが行われたのか、裁判官には分からない。もちろん、警察も検察もひどい取調べなどをしていないと証言する。そうして警察や検察が作った嘘の自白調書が証拠となって、有罪とされるケースもある。

 こうした現状を改めようと、平成一八年から取調べの可視化が検討され、刑事訴訟法も改定されることになる。

 取調べの可視化とは、警察・検察が被疑者を取調べている様子を、ビデオやDVDに録画したり、取調べに弁護人が立ち会ったりすることである。

 弁護士会では、「被疑者の取調に際しては、開始から終了までの全過程を録画・録音すべきだ」と主張しているのに対し、法務省・警察庁は、「取調べをすべて録画すると、被疑者は真実を正直に話さないので、事件の真相解明が困難になる」と反対している。

 皆さんは、どう思われますか?


2008年9月10日(水曜日)

9月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 05時32分58秒

 司法試験に合格し、修習を終えて弁護士を志望しても、就職先が決まらないという修習生が二五%もいる、とマスコミでも話題になっている。

 司法試験の合格者が二千人になり、その内裁判官、検察官になる者が二〇〇人、その余は皆弁護士になるためだ。

 私が、司法試験に合格したのはもう四〇年も前で、その頃は、合格者が五〇〇人、内三〇〇余名が弁護士を希望したが、就職難どころか、大きい事務所から引く手あまたという状況であった。

 その頃は、「イソ弁」といって、まず大きな事務所に居候として入り、ボスの弁護士の仕事ぶりを見て覚えて、給料をもらうというところから出発して、二・三年イソ弁として修行してから独立するというのが、お決まりのコースだった。

 ところが、今は、このイソ弁になるのがなかなか厳しい状況だ。そこで、最初から自分で独立するケースが出てくる。しかし、街中で事務所を借りる費用捻出が困難だとなると、自宅を事務所兼用にして仕事を始める。これを私たちは、「タク弁」と称している。

 近頃、「ノキ弁」という言葉を耳にする。これは、街中の大きな事務所の軒を借りるという意味だ。机を事務所内に置かせてもらって、給料はもらわずに自分の事件だけをやるというケースだ。

 しかし、今後、なかなか軒先を貸してくれる弁護士もいなくなると、どうなるのだろう。弁護士広告が認められたことだから、駅前でチラシを配って客を集めるという事態にもなりかねない。これを「エキ弁」というのかという冗談も、冗談ではなくなる時代が来るのかもしれない。


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