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2009年2月20日(金曜日)

2月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 00時08分20秒

 今、弁護士会で盛んに議論されていることの一つに、弁護士報酬をクレジットカードで決済することの可否がある。

 既に、平成四年、弁護士がクレジットカード会社と加盟店契約を結んで弁護士報酬をカード決済することは、様々な弊害があるとして見送られた。

 しかし、それから一六年経った今、カード決済を望む弁護士が増えているという。

 カード決済は、弁護士報酬に限らず、いま手許にまとまったお金がなくても、クレジット会社から借りてそれを支払に充て、クレジット会社には毎月分割払いで返済すればよいので、便利であり、広くショッピング、美容整形等に利用されているところである。

 しかし、他方、クレジット利用者は、高い手数料をクレジット会社に支払わなければならず、弁護士が多重債務を誘発することになりはしないか、加盟した弁護士がクレジット会社から業務内容の調査や指導を受け、弁護士の職務上の自由独立が害されるのではないか、顧客とトラブルになり、顧客がクレジット会社に支払を拒んだ時に、クレジット会社から弁護士に対する立替金の返還をめぐり、顧客の依頼内容や事件処理内容等クレジット会社に説明せざるを得ない場面が生じるのではないか、等いろいろなデメリットが懸念されている。

 皆さんは、どう思われますか。


2009年2月10日(火曜日)

2月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 00時06分58秒

 A子の姉B子は、県内でも腕が良いと評判の眼科医である。
 B子は、五年前まで母親と同居していたが、母親の「いつまで独り身でいるのかね。気が強いから結婚もできないと皆が言っているよ。少しは女らしくして、早く結婚相手を見つけなさい」
 という小言に猛烈に反発し、以後家を出てマンションで、一人暮らしをしている。

 その母が、網膜剥離を患った。

 A子は、早速B子に、母親をB子の勤務する病院に入院させて面倒をみてほしいと頼んだが、B子は、未だに母親を許す気にならず、頑として拒絶している。仕方なくA子は、母親を公立病院に入院させ、毎日見舞って、洗濯や身のまわりの世話をしている。

 母の網膜剥離はかなり進んでいて手術をしたが、予後は良くなく、ほとんど視力を失い、しかも、ボケの症状も現れてきて、日常生活もままならぬ状態で、病院を退院した後は、どこか施設を探して入所しなければならないかもしれない。

 A子は、思い余って、B子に対して、扶養義務を尽くしてほしいという調停申立を家庭裁判所に出した。

 B子の代理人弁護士が、家庭裁判所に出てきて、毎月金銭的な援助はするが、見舞ったり、施設を探したり、保証人になったりすることは一切お断りだという。

 家庭裁判所でも、金銭の給付以外のことは強制できない。

 A子は、困り果てて私の事務所に相談に来たが、名案はない。

 今ではすっかり気弱になって、A子に謝りたいと言って涙に暮れている母親が哀れである。


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