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2011年3月20日(日曜日)

3月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 11時27分55秒

 A先生は、一審の判決に納得できず、また私に依頼して、控訴した。

 言い分は、一審の裁判であれも調べていない、これについても判断していないという、いわゆる審理不尽である。

 高等裁判所で、裁判官が和解の席を設け、A先生に裁判官がいろいろ諭してくれた。「裁判で、何でもかんでも解明できるものではありません。証拠上いつから不貞があったと認定できれば、その前に2人だけでお茶を飲んだの食事をしたのということは問題ではないのです。また、夫婦の間が破綻していないと認定できれば、いちいち細い夫婦喧嘩の内容までは問題にしないのです。それをどちらの言い分が事実か争っても、裁判所はそこまでは関与しません。」

 私には、ごく当たり前のことで納得できるが、果たして、A先生は納得してくれただろうか。


2011年3月10日(木曜日)

3月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 11時23分52秒

 A先生は、国立大学理学部の教授で、数学の分野ではとても偉い先生らしい。その方A先生が、私の依頼者となった。

 依頼の内容は、A先生の妻のB子が息子の家庭教師であるC男と恋仲になり、家を出てC男と同棲しているということで、A先生は、しきりに、「こんなことが許されて良いのでしょうか」と憤っている。もちろん許される訳はない。しかし、それは、あくまでも道義的に許されないということであって、姦通罪が廃止されている今、刑事責任を問うことはできない。民事の裁判で、慰藉料を請求するのみである。

 A先生は、家庭教師を派遣している会社に対しても、責任を追及したいと言うが、家庭教師が未成年の子女にわいせつ行為をしたというのなら、会社の監督責任、使用者責任が考えられるかもしれないが、大人の人妻と不倫に陥ったからといって、会社に責任を取れというのはちょっと無理な話である。

 結局、B子とC男に対し、300万円の慰藉料請求の訴を提起した。

 いろいろ主張・立証・証拠調べをして、先日、判決で200万円の慰藉料が認められた。私としては、満足すべき結果だと思ったが、A先生は、納得できない。

 一番納得できないことは、裁判の中で、B子が「10才以上も年の離れた夫からいつも威圧的な態度をとられた」と主張し、判決文の中で、「かりに、AがBに威圧的な態度をとったとしても、これを以て不貞を正当化することはできない」と書かれた部分である。

 A先生は、「私は、決して威圧的な態度はとっていなかった」と言う。
 私が、いくら「これは、威圧的な態度をとったと認定しているのではなく、かりにそうだとしても、そんなことは理由にならないと言っているのですよ」と説明しても、A先生は、納得してくれない。
 
 こうなると、もう法律論ではなくて、文章の解釈問題で、中学生位のレベルの話である。偉い数学の先生には理解できないのであろうかと、私は頭を抱えてしまう。


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