ログイン  |  新規登録
メインメニュー
カレンダー
2012年 2月
« 1月   3月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26272829  
最近の投稿

 rss
 atom
月別過去ログ
カテゴリ一覧
検索

2012年2月20日(月曜日)

2月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 17時13分03秒

 私が弁護人を勤めたA子は、窃盗罪で今刑務所に入っている。

 そのA子から手紙が来た。

 「5人部屋で、リーダー格の女性からひどいいじめに遭っている」、「他の部屋のリーダーは、人格的にも立派な人がいて、皆、さわやかな笑顔で挨拶し合って羨ましい」という内容であった。また、「物を飲み込むときに痛みがあり、咽頭癌ではないか」という不安も書いてある。

 私は、早速返事を出して、「いじめに耐えられないなら部屋替えをお願いしてみたらどうか」、「貴女から言い出しにくければ、私から代理人として申し出てもいい」、「健康上の心配があるなら、刑務所内でも診察を受けられるはずだから、看守に相談してみるように」と手紙を出した。

 しばらく返事がないのでどうなったのかと案じていたところ、2ヵ月も経って、先日またA子から手紙が来た。

 刑務所内で受けた診察で癌が見つかり、民間の病院で手術を受けたとのこと。1ヵ月の入院の後の通院の際にも、付き添ってくれる刑務所の職員に毎回とても親切にしてもらったので、私からも御礼を言って欲しいということと、治療費の支払についての心配が書かれていた。

 これまた早速、私は、刑務所長宛に手紙を出したところ、A子の手術代は、国庫で負担する、という返事があった。

 ホッとした。

 A子には、残りの刑期を無事務めて欲しいと願っている。


2012年2月10日(金曜日)

2月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 17時10分57秒

 家庭裁判所で取り扱う調停事件は、離婚、養育費、遺産分割など当事者が深刻な争いをしている場合が多いので、待合室は、申立人と相手方に分かれていて、顔を合わせないで済むように配慮されている。

 申立人待合室には圧倒的に女性が多くて、逆に相手方待合室には男性が多いことに気付いた。

 これは養育費、離婚、扶養料、あるいは不貞の慰藉料など請求する側が女性が多く、請求される側が男性が多いということだ。

 このようにいうと、いかにも請求する女性の方が強いように考えられるかもしれないが、実は逆なのだ。財産や金を持っている男に対して、資力のない女が請求するというパターンなのだ。

 以前、歯科医師の妻に技工師の夫が請求する事件を扱い、妻が莫大な財産を貯え、夫がその管理をしていたというケースがあったが、このようなことは稀で、結婚して土地を買う、家を建てる、貯金をするという時、たいていは夫の名義でする。

 家事・育児をしながら夫を助けている妻に何の資産も無く、夫婦関係が破綻した時に、裁判にしてまで請求しなければならない妻の立場は哀れなものだ。


20 queries. 0.078 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress