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2012年3月20日(火曜日)

3月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 16時14分40秒

 先日、家庭裁判所で自筆証書遺言書の検認手続を受けた。

 自筆で遺言書を作成した場合は、遺言を作成した人の死後、その遺言書を家庭裁判所に提出し、相続人が集って、どこに保管されていたのか、被相続人(自筆で遺言書を作成していた人=亡くなった人)の字に間違いないか等裁判官に聞かれ、検認調書が作成される。

 その後、遺言執行者の仕事が始まるのだが、今回も、私は、銀行の貸金庫の鍵を開けて内容を調べ、銀行や郵便局に預貯金の残高の確認をして、遺言書とおりに遺産を分け、登記したり名義変更したりという手続を行うことになる。

 自筆で書いた遺言は、たいてい弁護士に預けるとか、金庫の中に保管するとかだが、おばあちゃんの死後、仏壇の抽出から和紙の封筒に入った、いかにも大事そうなものが出てきたので、これは遺言書に違いないと思った娘が、そのまま家庭裁判所に持参し、相続人が集って封を切って中をみたら、何と昔のラブレターの下書きだったという笑い話もあるとか。

 逆に、粗末な茶封筒を、請求書か何かだと思って、ビリっと裂いて開けてみたら、遺言書だったという話もある。

 このようなことがないように、遺言を書いて封筒に入れたら、その封筒の表書にも、きちんと「遺言書在中」と書いておかねばならないのだ。


2012年3月10日(土曜日)

3月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 16時12分03秒

 母親が連れ子をして再婚する場合、新しい夫が連れ子をいじめるケースはよくある。

 中学3年生のA君も、毎日のように母親の再婚相手Bから小突かれたり、叩かれたりして、耐えられず、学校の先生と児童相談所に行き、育児院に預けられることになった。

 Bは、逮捕され、暴行・傷害の前科もあることから今回起訴されたが、Bは、A君に暴力を振るったことはないと否認している。
 母親も、検察官の調べに対し、Bの暴力を否定しているばかりではなく、我が子であるA君を「しょっちゅう嘘をついている」と言って、Bをかばっている。

 そこで、裁判官が、直接A君を尋問することになったが、A君は裁判所に行きたくない、義父であるBの前で証言するなど恐ろしくてできないと半泣き状態だという。

 育児院から「どうしましょう」との相談をうけて、私は、「やはり、A君の尋問はしてもらった方がよいでしょう。ただし、場所は、裁判所ではなく育児院で」、また、「義父Bの弁護人は当然同席するが、Bには席を外してもらう」という提案を勧めた。

 そして、この提案が受け入れられ、A君も納得して証言することになったという。

 ひとまず安心したが、母親は、我が子よりも、再婚相手の方が大事なのかと情けなくなった。

 もっとも、A君の母親には、Bとの間に生まれたばかりの子どもがおり、Bには生計維持のため、今後も働いてもらわなければならないという現状を考えると、母親の心境も、さぞ複雑なのだろうと思いやられるが。


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