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2015年12月20日(日曜日)

12月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時53分11秒

 C子は、いま夫と離婚の裁判中だ。

 夫の代理人弁護士の書面には、厳しいことがたくさん書いてあるし、要求も厳しい。子ども名義で預金しているのは、夫婦の共有財産だからC子が管理している中から半分は渡せ、また、C子の方が預金がたくさんあるのは、夫の給料で生活しているため、C子の収入をすべて預金できていたからなので、その半分も財産分与して渡せ、というものだ。

 C子は、裁判になってからも、ときどき子どもと共に夫と会っているが、夫は、その時は、「子どものことも考えて、おまえの悪いようにはしないよ」と言ってくれるという。そして、「僕の気持ちではなくて、弁護士がきついことを言っているだけだよ」とも言うらしい。

 しかし、相変わらず、弁護士から出てくる書面には厳しい要求が書かれている。弁護士が、夫の意向を無視して要求するということはあり得ない。私は、C子に夫に甘い期待を持ってはダメだと言っている。

 C子の夫のような二枚舌には、要注意だ


2015年12月10日(木曜日)

12月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時47分58秒

 A男は、定年退職して時間ができたので、隣地に一人で住む70才の男性B太郎の生活の面倒をあれこれとみるようになった。B太郎の家の草刈り、落と葉掃き、建具の不具合の調整、柵を吊ったり、電球を取り替えたり。

 B太郎は、A男に感謝し、昨年、「定期預金が満期になったから」と言って、その中から100万円をA男にくれた。A男は、「これまで無償で5年間も材料や労力を提供して来たことだからな」と思って、ありがたく100万円を受領した。

 ところが、今年になって、B太郎は、「100万円は貸したものだから返せ」と言って来た。しかも、弁護士を頼んで訴えを起こして来たのだった。

 私は、A男の代理人となってA男の言い分を主張した。「貸した」と言うなら、借用証はあるのか、どのような条件で返済すると約束したか、そのようなものは何もないだろう、と。

 裁判官が、和解を勧めた。和解というのは、たいていの場合、裁判官がA男のいない席でB太郎の話を聞き、B太郎のいない席でA男の考えを聞き、また、A男、B太郎をそれぞれ呼んで和解を勧める、というやり方だ。

 A男と私が呼ばれて裁判官の話を聞くと、裁判官は、B太郎の手帳に、「○月×日、A男に100万円貸す」と記載があった、親戚でもない、ただの隣人に100万円もやるというのは、好意にしては多額過ぎるのではないかと言う。しかも、定期預金は200万円だったので、その半分というのはB太郎にとっては大金だろう、せめて受領した100万円の半分の50万円をB太郎に払うということは考えられないか、と言われた。

 もし、本当にB太郎が100万円を貸したと思っているのなら、50万円で和解はしないだろうと思ったが、結局、この件は、A男がB太郎に50万円を払うという内容で和解が成立した。

 思うに、裁判官は、B太郎側には、借用証もないし、弁済方法も決めていないかったから、貸金だという主張は困難ではないか、しかも、5年間も世話になったのだから50万円くらいはやってもいいのだはないか、と説得したのではないだろうか。
 裁判官の二枚舌、と言っては悪いが、うまく和解を成立させる裁判官は、それなりの経験と方法を心得ていることなのだろう。


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