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2016年6月20日(月曜日)

6月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 17時22分56秒

 せっかくリオのオリンピックでメダルを狙えるバドミントンの選手が賭博をしていたということで資格停止になった。

 しかし、よくわからないことが多い。

 ヤミ賭博、違法賭博を開帳していた賭博場に通っていた他の客は、おとがめなしなのか、スポーツ選手にだけ厳しいのか。

 刑法185条は、「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。」と規定する。そして、刑法186条2項は、「賭博場を開帳し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。」とこちらの方は、重い刑罰だ。

 しかし、そもそも国営の競輪、競馬場があるし、カジノを開設しようという意見も政治家から出ている。

 街には、いわゆる雀荘があって、いろんな客が出入りしている。刑法を厳密に解釈すると、違法なことがまかり通っている。

 刑法185条のただし書きについては、「一時の娯楽にこうする物とは、関係者が即時娯楽のため費消するようなものをいう」と判例ではいっており、その場の茶菓などがあげられる。しかし、雀荘では、皆現金を掛けているが、そのレートが特別高いものではない限り、摘発されたとは聞いていない。

 日本の法律は、いわゆる「グレーゾーン」が多いとはよく言われることである。

 その良い例が、道路の速度規制。時速80キロの制限でも、100キロ位までは取締の対象にならない。100キロを越えると、捕まるのである。

 もう一つは、収賄罪。これも、少額の場合は不問に付されることが多い。しかし、刑法の条文には、いくら以下なら、いつ、とは一言も書いていない。

 常識で判断すると言っても、我々の常識と政治家の常識では大きく違っていることは、常に痛感するところである。


2016年6月10日(金曜日)

6月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 17時21分28秒

 1週間ほどパラオに行って来た。

 たいていは、コロール島の浜辺でのんびりしたり、グラスボートで珊瑚礁を見に行ったりしたのだが、一日、ペリリュー島のツアーに参加した。

 日本人のガイドは、元自衛隊にいたというだけあって、戦車や隊のメンバーに詳しく、とてもためになる説明だった。

 1944年9月にアメリカ軍が上陸し、3日で日本軍をやっつけると言っていたのに、2ヶ月半もかかった。その間に、日本兵中川洲男大佐以下1万2千人、アメリカ兵8千人が死亡したという。

 硫黄島と同じ地下壕を堀りめぐらし、その中で生活しながら戦ったのだが、食糧も弾薬も一切の補充が望めない中、よく2ヶ月半持ちこたえた。本土からは、できるだけ持久戦を強いられ、玉砕することも許されなかったという。生き残ったのは、わずか34人、密林の中で生活していたのを終戦数年後に発見されたという。

 地図でみるとパラオは日本の明石をずっと南下して赤道付近、日本の兵隊たちは何でこんな所で戦わなければならないのかと、考えても考えても理解できなかったのではなかろうか。

 日本の自衛隊が、日本を守るための軍備は必要だとしても、集団的自衛権の名の元に日本を遠く離れ、南半球や湾岸などで戦わなければならないとしたら、やはり「何でこんな所で」という疑問が起こるに違いない。


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