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2017年2月20日(月曜日)

2月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 11時55分24秒

 土木会社の社長が、若い社員A君を、私の事務所に連れて相談に来た。

 別れた妻からA君に不貞の慰藉料を請求する内容の訴状が届いたのだという。

 A君は、妻が暴力を振るったり、口うるさくなじったりするので、帰宅するのが嫌になり、車の中で寝泊まりしていたのを、浮気して外泊したと勘違いされたのだという。結局A君と妻は、財産もなく、子どももいなかったことからやり取りなしで協議離婚したが、今回突然裁判所から訴状が届いたとのことであった。

 専ら社長がしゃべる。
 「こいつは、本当に気のいい奴で、女房の言うことは何でも聞いてやって、給料もすべて女房に渡していた。女房は、自分の高価なアクセサリーとかばかり買って、こいつは弁当も小遣いも持たされないで、ひたすら働いていたんだ。むしろ、女房から慰藉料を取ってやりたいくらいだ」とまくし立てる。

 A君はというと、「もう別れたから、こちらから請求するなんてことはしないでいいんです。300万円の請求だけれど、100万円位なら給料から分割で払ってやってもいいんです」と言っている。

 社長は、「弁護士費用はオレが出してやる」、「お前がどんなにまじめだったか、浮気なんかとんでもないという内容で、他の社員から陳述書を取ってやる」と一生懸命だ。

 土木の仕事は、「3K」と言われ、なかなか働き手を確保できない中で、A君は、きっとよく働く、真面目な気持ちの良い青年なのだろうと、私も、A君のためにできるだけのことはしてあげようという気持ちになった。 


2017年2月10日(金曜日)

2月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 11時53分33秒

 この冬、知人、親戚、何人もの人が亡くなった。お通夜やお葬式にもずいぶん出席した。

 以前は、畳の上に正座して何十分もお経を聴いているのが辛かった。最近は、イス席が多く、痺れたりする辛さはなくなったが、長いお経には閉口する。私は、特定の宗教を持っておらず、お経の文言を解する能力などまるでない。

 そこで、私は、考えた。
 私の葬式の時は、お経はなしにして、その代わりモーツァルトのレクイエムを流してもらおう。東日本大震災後、毎年3月11日に電力ホールで、モーツァルトのレクイエムを演奏する「3・11祈りのコンサート」に、私はヴィオラを弾いて参加してる。それを演奏をCDにしてある。演奏時間は、約50分。その間に、参列者に白い菊かカーネーションを壇上に飾ってもらう。

 私の母は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲が大好きで、これを通夜の席のバックミュージックにしてほしいと言っていたので、その通りにしたが、通夜の曲にしては、ちょっと騒騒しかった。
 夫の兄は、グリークラブで歌っていたのを通夜のバックミュージックにしていたが、これは結構良かった。

 モーツァルトのレクイエムは、まさに葬式にぴったりの曲。

 CDを今から子どもたちに預けておこう、葬式用の写真と共に。


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