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2018年3月20日(火曜日)

3月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 16時24分26秒

 法律相談の当番で、役所に行った。

 10時から15時まで、相談者一人あたり30分で8人の予約で埋まっている。離婚、相続、貸金、境界、近隣の騒音、いろいろな相談が持ち込まれる。相談料は無料なので、気軽に利用されるのだろう。

 11時半予約の女性は、3才くらいの男の子を連れて来たが、その子が廊下でギャアギャア泣いている。何かトラウマがあるのか狭所恐怖症なのか「嫌だ、嫌だ」と泣き叫んで相談室に入ろうとしない。困ったママが、「すぐ終わるから、部屋の外で待っていて」と言ってなだめているが、まるで聞く耳持たず、庁舎が割れんばかりの大声で泣き止まない。

 私が、この人の相談は今日は無理だろう、また出直して来てもらうしかないと思っていたところ、役所の若い女性職員が何かおもちゃを持って来て、「坊や、お姉ちゃんと遊ぼう」と話しかけている。母親に、お昼はもう食べたか、何かアレルギーはないか、ジュース位与えてもいいか等細かく聞いて、男の子をどこかに連れ出してくれた。
 おかげで母親は安心して、30分相談をすることができ、私もホッとした。

 若い女性職員のとっさの対応に感心した。


2018年3月10日(土曜日)

3月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 16時22分17秒

 A男の相談は、家を出て行った妻から生活費を請求されているというものだった。

 A男の妻は無収入、妻の実家が所有する借家の空いている所に愛犬と一緒に住んでいる。A男の収入から算定すると月8万円〜10万円ということになるので、妻宛に中間値の9万円を毎月送金する旨の手紙を出した。

 妻から返事が来た。
 「私の分は9万円で了承します。その他愛犬にかかる費用として、餌代、病気になった時の治療費、美容院でトリミングをする費用、私が散歩に連れて行けない時に犬を散歩させてもらう代行の費用等、月に少なくとも5万円かかるので、それを上乗せしてほしい」という内容だった。
 それは認められないとこちらが言っても、妻は納得しない。
 仕方がないから、妻に対し、「あなたから家庭裁判所に婚姻費用分担調停を申し立てて下さい。裁判所に決めてもらいましょう」と言ったところ、妻から調停の申立がなされた。

 調停で話し合いがなされ、こちらは月10万円まで譲歩したが、妻は頑として15万円を譲らず、結局審判になった。

 審判で認められた金額は9万円。妻が主張した犬にかかる費用は、一切認められなかった。
 これがどうしても生活に必要とされる盲導犬や介助犬の場合だったら、話は別かもしれない。また、病気でどうしても必要な治療費などが、生活費に上乗せされる場合はあるかもしれない。しかし、愛犬に贅沢にかける費用は認められないのが通例だ。

 妻は、審判の内容に納得せずに、異議申立をするだろうか。


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