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2019年2月20日(水曜日)

2月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時55分37秒

 私の弟が70才で裁判官を退官し、東京近郊で弁護士になった。

いろいろわからないことがある度に、私に電話してくる。私の事務所で使用している委任契約書を始め、種々の書類のひな型を送付してやったが、依頼者との関係でどうしたらよいのか戸惑うことが多いようだ。
 例えば、あまり証拠価値がないと思われる資料を「証拠として提出してほしい」、「この人もこの人も証人として尋問申請してほしい」、「これ以上ないとは思うが、もっと夫の財産調査をしてほしい」等々。

 弟は、今まで裁判官だったから、出された資料や主張されている事実に基づいて、法律的に判断して判決を出すのが仕事で、直接事件の当事者と接触する機会は少なかったかもしれない。

 しかし、弁護士というのは、まず、依頼者の話をよく聞いて、何が不満なのか、何がしたいのかを把握し、その後に訴状や申請書を書いて出すのだ。
 裁判官から見たら、「こんな無駄な証拠を出して」とか無理な主張だと思われるかもしれないが、依頼者本人の満足度も考えなければならない。依頼者本人としては、あれもこれも提出して、その結果敗訴したなら仕方がないと思っても、「あれを主張してくれたなら」、「これも提出してくれたなら」と思うと、いつまでも不満が残るものなのだ。そこを裁判官は、理解できないのかもしれない。

 裁判官は、当事者(原・被告)に片寄らず、中立の立場で判断しなければならないが、弁護士は、まず依頼者の立場に立つという点が根本的に違うのだ。

それがわからないと、良い弁護士にはなれない。


2019年2月10日(日曜日)

2月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時52分18秒

 クリスマスや暮れ・正月など、時々、我が家に子どもらが孫を連れて集まると、総勢11人となる。

 孫たちの成長をみるのが楽しい。

 一番下の女の孫○子は5才。今までは母親にしがみついて、ぐずったりろくに物も食べなかったり、わがままを言ったりしていたが、いつの間にか大人びて、お気に入りのエプロンをつけて食器運びや片付けの手伝いをするようになった。エプロンをはずして「お片付けの時間は終了です」と声高らかに宣言するのもかわいい。また、○子は、中学3年生の従兄弟が大好きで、彼がソファでテレビを見ていると、しなを作ってすり寄っていって、ピタっとくっいて一緒にテレビを見ている。

 その父親(つまり私の息子)との会話も面白い。
  ○子「お母さんが怒っている。どうしたらいい?」
  父親「それは○子が、悪いことをしたからでしょう」
  ○子「そうなの、さわっちゃダメと言われていたのに、飾り付けにさわって壊してしまったの」
  父親「じゃ、○子が謝らなくちゃ」
  ○子「でもさわりたかったの。謝りたくないの。お父さん代わりに謝ってくれる?」

 私は、子ども3人(子・丑・寅年生まれ)を育てていた時期、2年間はドイツにいて仕事をしていなかったので、十分子育てを楽しめた。楽しんだと言っても、常にいたずらをしたり、散らかしたりする子どもにはイラついて叱っていた。
 それを夫は、「散らかすのが子どもの仕事なんだ。何もしないで部屋でじっとしている子どもだったら、かえって心配だろう」と私を諭していた。また、ある時、夫が、かがんでよちよち歩きをしているので、「何をしているの」と聞くと、子どもの目線では、周囲がどのように見えているのか体験しているのだと言う。私より夫の方が子育てに向いているなと感心した。

 知人の裁判官夫婦に子どもが生まれた時、夫が、1年間の育休を取った。彼は、子育てが楽しくて、毎日新しいことの発見だと感激している。

 そうなのだ。男性も育児すべし。そうすると、親子も夫婦も円満、離婚問題など起こらないと思う。


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