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2019年11月20日(水曜日)

11月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時57分57秒

 群ようこの随筆の中に「服装マナー」というのがあって、一流ホテルの食事なのに、短パンやジャージーにスニーカーなどで来る「じじ」の話。逆に場末の居酒屋なのに、お姫様みたいな服装で来る「ばば」の話があった。私もあまり服装に気を使う方ではないが、法廷に立つ時は、スーツかブラウスにスカート、刑務所に接見に行くときは黒っぽい服装という位は気にかけている。
 調停や証人に出るとなると、よく女性から「どんな服装で行けばいいですか」と聞かれ、ごく普通に、ごく常識的にと答えるがその常識なるものがちょっと疑われるようなこともある。
 B子は破産の申立をして、その審尋の席に一目見てわかるシャネルのスーツにバッグを持ってきた。浪費を疑われて、免責の決定(今後債務を支払わなくてもよいという決定)が出されなかったらどうしようとこちらが慌ててしまった。
恐喝事件の被告人C男は、金髪に染めていて、接見に行った時に頼まれたのが、黒のヘアカラーを買ってきてくれということだったが、情状証人(情状酌量を訴えて刑を軽くしてもらうよう証言する証人)になるはずの母親と打ち合わせをしたら、その母親も見事な金髪に染めていた。法廷に立つまでに元の黒髪に戻して
おいた方がいいよとアドバイスした。
 金髪に染めていても真面目に仕事をしている人もいるが、第一印象で、これはいかにもケンカしたらカツアゲしたりしそうだ、と思われたらそれだけで不利である。又、親も金髪に染めていると、いかにも息子を放ったらかしにして遊び歩いているように見え、そんな母親が「これからは息子をきちんと監督して、悪さをしないように注意します」と証言したとしても、本当かなと首をかしげたくなる。
 やはり立場や場所を考えた身だしなみというのは必要なのだろう。


2019年11月10日(日曜日)

11月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 10時50分10秒

 秋の紅葉を夫婦で見に行こうと計画し、夫が温泉宿を申し込んだ。
 2人で宿泊と言ったら、「御夫婦ですか」と聞かれたと不審がっていたが私にはよくわかる。
 以前にこんなことがあった。
 夫の不貞を疑ったA子が相談に来た。A子が不審に思ったのは、宝石店からの一枚の葉書だった。「御注文の真珠のネックレスが入荷いたしましたので、いつでも取りに来て下さい」と書いてある。A子は夫が私に真珠のネックレスをプレゼントしてくれるのか、とわくわくして待っていたが、一向にその気配がない。夫に聞いてみると、そわそわして「何かの間違いだ」と言う。A子は直接宝石店に電話してみると「もう既に引き取りに来られました」とのこと。
 妻以外の女性にプレゼントしたことが判明したわけだ。
 こんなことがあるので、男女2人連れが夫婦か否かは重要な問題だ。今後、行事や季節の情報をお知らせしてよいかどうか、宿としては気を使う訳である。


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