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2009年12月10日(木曜日)

12月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 00時54分46秒

 最近相次いで二人の依頼を受けた。

 一人はA氏、ダンディな七九才。

「妻とはもう四〇年近く別居している。来年で八〇才になるが、八〇才代は思い残すことのない人生を送りたい。そのためには、妻とは離婚し、好きな人と共に余生を楽しみたい」という内容だ。八〇才になるまでに、というからには急いで、先ず調停を申し立てし、合意ができなければ、すぐ本裁判を起こすことになるだろう。これまでリコンを拒否し続けてきた妻が、にわかに離婚に応じそうもないから 、問題は本訴で勝てそうかどうかだが、永年の別居、二人の間の子は既に成人して独立の家計を営んでいること、これまでA氏から妻に相当の生活費を送金し続け、さらに、妻が今住んでいるA氏名義のマンションを妻名義にすると言っている。これらのことを考慮すると、A氏に不貞があっても、離婚は認められるのではないだろうか。

 もう一人の依頼者はB子、夫に肺ガンが見つかり余命一年弱といわれている。 夫は、単身赴任してB子は夫の両親を介護しながら、二人の子どもを育てている。死を間近にした夫から、「頼むから離婚してくれ。そうしたら、自分の全財産をお前と子どもに残す。そうでなかったら、遺言を書いて財産は愛人にやる」と言われている。以前、夫の不貞が発覚した時、夫は、泣いて謝り、愛人とは手を切ると言っていたのに、その後、手を切るどころか子どもまで作っていたのを知らなかったと、B子は憤っている。愛人は、「財産はいらないが、生きている間に入籍し、子どもを準正によって嫡出子にすることが望みだ」と言っているそうだ。B子は、愛人の思い通りにさせたくはないが、そうかといって夫の財産を愛人に持っていかれるのも許せないと悩んでいる。結局、離婚には応じないで、相続財産について慰留分を主張するという方向に決めた。

 晩年になって、人は何を望むのだろうか。考えさせられる。


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