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2010年11月20日(土曜日)

11月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 11時02分11秒

 先月、全国の弁護士が2000人近く盛岡に集まって人権大会を開いた。

 毎年いろんな都市で開かれ、その時々で討論したり、決議を上げたりするテーマがある。

今年のテーマの一つに「子どもの貧困」問題があり、私はそれに参加した。

 初めに、「OECD30カ国中、わが国の子どもの貧困率は19位、ひとり親家庭に限定すれば最下位という現状である。子どもの貧困は個人・家族責任に帰する問題ではなく、まさに社会の構造が必然的に生み出す問題であり、この点の社会的共有が求められている。」、「『子どもの貧困』は、いのち・健康の格差として現れている。乳幼児・子どもの医療費の無料化政策は国が実施すべき緊急課題としてある。子どもの貧困は、女性(とくに)独立母子世帯の貧困と裏表の関係にある。母子加算復活法案と児童扶養手当法改正案(父子家庭支給)を可決することは、子どもを大切にする国であるかどうか、各政党の政策の本質が問われるリトマス試験紙であると言ってもよい。」、「家庭の経済的な理由で中退を余儀なくされている高校生・大学生が確実に増加している。『日本学生支援機構』の奨学金の受給者数の拡大とともに給付方式の拡充を検討する必要がある。定時制高校の統廃合が強引にすすめられているが、もう一度立ち止まって検討してみよう。いったん廃止すれば再開はほとんど困難になってくるのだから。『子どものしあわせ保障』のための国家予算、自治体予算の確立、とくに教育・子ども福祉予算の増額は必要不可欠の課題となっている。」、「『子どもの貧困』対策としての保育所、児童福祉施設などの職員配置基準が30年〜60年も改善されないまま放置されていることは深刻な問題である。児童福祉施設最低基準の改定を具体化する必要がある。」などの基調報告がなされ、その後、貧困にあえいでいる子どもを主人公とした寸劇があった。

 主人公の女子中学生こそプロの俳優だが、その他病気がちの気の弱い母親、仕事場でいじわるをする同僚、セクハラをする上司、暴力をふるう兄、相談にのってくれる児童相談所の優しい職員など、芝居は素人の弁護士たちの演技であったが、これが上手で、ついつい引き込まれ、涙を流しながら見ている観客もいた。

 楽しみながら勉強になった一日であった。 


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