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2013年2月10日(日曜日)

2月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 15時19分47秒

 A子から離婚調停申立の依頼を受けたので、申立書に添付する戸籍謄本を取ってみたところ、夫は、2人の子どもを認知していた。

 A子は、それを知らず、びっくりした。

 2人の子どもの母親は、夫の愛人のはずであるが、夫と同姓を名乗っている。A子と離婚していない限り、重婚状態になり、それは許されないので不思議に思って愛人の戸籍を取ってみると、なんと夫の親と養子縁組していたのだ。それで、夫と同姓を名乗っていたのである。

 この頃、A子の夫は、自宅に帰ることが少なく、会社の寮に泊まり込んでいると言っていたが、その寮があるという場所と愛人の住所が一致していたので、A子はそこを訪ねてみた。

 すると、一軒家の表札に夫・愛人・2人の子どもの名前があって、みな同じ姓なので、あたかも夫婦・子どもが一緒に住んでいるという態をなしていた。

 当然A子は憤り、夫に対して、かなりの慰藉料を請求するだけでなく、愛人に対しても、慰藉料を請求することにした。

 戸籍謄本をみると、このように一人の人が、いつ生まれ、いつ結婚し、いつ子どもが生まれたか、いつ離婚したか(それが協議離婚か、調停離婚か、裁判離婚か)、また、どこの誰を認知したか、いつ死亡したか、すべて判明する。

 以前は、誰でも他人の戸籍謄本を取ることができ、悪用されたり、プライバシーが侵害されたりすることが多かったので、しばらく前から他人の戸籍謄本を取ることができるのは、弁護士や司法書士など一定の資格のある者が、職務上必要な時に限られたのである。

 先日、B男が、私の事務所に来て、娘に結婚話があって、相手の男性の親など履歴を知りたいので、戸籍謄本を取ってくれと頼まれたが、これは事件性がなく、職務として戸籍謄本を取ることはできませんとお断りした。


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