ログイン  |  新規登録
メインメニュー
カレンダー
2018年 4月
« 3月   5月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
最近の投稿

 rss
 atom
月別過去ログ
カテゴリ一覧
検索

2018年4月20日(金曜日)

4月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 16時53分50秒

 五月病というのがある。
 せっかく張り切って入学・入社したのに、学校や職場が思うような所ではなかったと失望して鬱状態になり、学校や会社に行きたくないという病気のようである。

 私も、張り切って弁護士として仕事を始めたばかりのことを思い出す。
 債務整理事件を受任すると、まるで私が多額の借金を背負った様な気持ちになり、「どうやって返済しようか」、「債権者が減額や猶予に応じてくれなければどうしよう」と悶々としていた。また、離婚したくないのに、夫から離婚を迫られている妻の事件では、「どうしたら夫の気持ちを変えられるだろうか」、「今まで妻のどのようなところが嫌われたのか」と、自分のことのように考え込んだ。

 しかし、しばらくして、これではやっていけないと気がついた。事件を客観的に見て、自分の感情を入れることなく大所高所から解決を図ることが有能な弁護士なのだ、と先輩からも教えられた。

 医者でも同じことが言えると聞いた。患者の痛みを自分の痛みと感じることも必要かもしれないが、それよりも、医学的な見地から回復のための技術を駆使することこそが必要なのだと。

 新入生・新入社員に最初からそのようなことを期待するのは難しいかもしれないが、自分一人で何でも背負い込んで頑張って倒れてしまわないで、「自分にできるのはここまで」と割り切る方が長続きするのではあるまいか。

 50年近く弁護士をやって来た者からの一つのアドヴァイスである。


TrackBacks

このコメントのRSS

この投稿には、まだコメントが付いていません

コメント

ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません

22 queries. 0.084 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress