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2018年7月20日(金曜日)

7月20日

カテゴリー: - fujitasougou @ 15時06分58秒

 遺産分割調停事件を受任している。

 依頼者は、亡母の長女A子、相手方は、A子の妹。女性2人が相続人なのだから、遺産を半分ずつすればよいではないかと思うかもしれないが、そう簡単にはいかない。

 A子としては、「私が、妹よりたくさん親の面倒をみてきた」、「妹の方が、私より親にかわいがられ、生前洋服を買ってもらったり、食事に連れて行ってもらった」と、一つ一つは取るに足らないことだが、積もり積もって半分ずつ分けるというのは、公平に反するという考えになるのだ。

 さらに、A子の夫は、某大学の民法の元教授。打合せの度に、夫も同席して、A子がたくさん相続すべきだということを滔々と述べる。しまいには、「寄与分について、私が意見書を書きましょう」と言い出した。

 しかし、私は知っている。裁判官は、学者の意見書などというものをあまり重視しない。これが化学的なこと、医学的なことなら、裁判官の専門外のことなので、専門家の意見を聞いておきたいと思うかもしれないが、遺産分割、寄与分等という問題は、まさに家事裁判官の得意とする民法解釈の問題なのだ。

 そもそもA子の夫は、当事者ではないのだ。どうやって、彼を説き伏せようか悩んでいる。


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