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2007年5月10日(木曜日)

5月10日

カテゴリー: - fujitasougou @ 05時27分52秒

 先月アメリカのバージニア工科大学で三二人が射殺され、一五人以上が負傷するという銃乱射事件が起きた。犯人は韓国人の学生で、拳銃を購入し、計画的な犯行だったという。

 アメリカでは、一九九九年にも、コロラド州コロンバイン高校での銃乱射事件があり、この時は一三人の教師・生徒が射殺された。この事件を題材にした「ボウリング・フォー・コロンバイン」というマイケル・ムーア監督の映画を観たが、アメリカでは簡単に銃が購入でき、毎年何万人もの人が銃犯罪の犠牲となっていること、銃を規制すべきだという意見がある一方、チャールトン・ヘストンを会長とする全米ライフル協会が、「規制を強化しても犯罪は減らない。銃を所持して違法な行為から自らを守る必要がある」と反対していることなどがわかった。

 日本では、「銃砲刀剣法類所持取締法」という法律が昭和三三年に作られ、いろいろ規制されている。この法律の内容をみてみると、まず規制の対象になっているのは拳銃・小銃・機関銃砲・猟銃・装薬銃のみならず、刃渡一五センチメートル以上の刀・剣・槍・長刀・飛び出しナイフなど広範囲に及んでいる。

 そのような物を所持するには、公安委員会の許可を受けなければならず、許可を受けても、むやみに持ち歩くことはできない。よく日本で刃物などによる殺傷事件が起こると、殺人や傷害の罪の他に銃砲刀剣法違反の罪も付随するのはこのためである。それから、違反し場合の罰が重い。殺傷事件を起こさなくても、違法に所持しているだけで、無期または三年以上の懲役刑である。

 以前、私が国選弁護人になった事件で、組員になったばかりのチンピラが、親分の言いつけで銃を運んで隠した、というだけで、懲役七年の実刑が言い渡され、改めて刑の重さを痛感したことがある。

 やはり、先月、長崎の市長が組員に襲われ、発砲されて死亡した、という事件があったが、日本では、ヤクザ以外は銃による殺傷事件というのは稀である。

 銃を持つ自由、銃によって防衛できる利益と、銃を野放しにする危険を秤にかけたら、後者の方がより重いと我々日本人は考えるのだが、アメリカ人は違うのだろうか。


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