9月10日
今年の夏は六月に雨が降らず、七月はなかなか梅雨が明けず、干ばつの地域と豪雨の地域に極端に分かれ、おまけに中越に大地震まで来て、明らかに地球環境の悪化が進んでいるとしか思えない現象が起きた。
私が所属している財団法人みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)というNPO法人では、地球温暖化をストップしようと様々な活動を行っている。
ゴミ減量やリサイクルに関する活動をパネルで紹介したり、マイバッグや割り箸再利用の運動を促進したり、エコカレンダーを作成したり、環境について話し合う市民連続講座を開催したり、国会や市町村に対し、地球温暖化防止のための施策を提言したり、スタッフが実に精力的に動いている。
前にアメリカのゴア元副大統領が作成した「不都合な真実」という映画を観たが、彼は世界中を飛びまわって、地球温暖化ストップを呼びかけている。
危機感を持って訴えている人の数は多くはなっているだろうが、一方無関心な人たちもいる。
エコ生活は、一面で不便な生活を強いられるところもあるので、日常的に意識を持ち続けていないと継続は困難であろう。
私も、階段よりエスカレーター、歩くより車、買い物袋を持たずにスーパーへ、暑いとクーラー、とついエコに反する行動をとっている。せめてできることは、本を買った時、「カバーは要りません」と言うなど過剰包装を拒否する、洗面具を持ち歩いてホテルの備品や消耗品は使わないようにする、ゴミ分別を心掛ける、電気をこまめに消す、ムダ紙の再利用、等か。
前に西ドイツに住んでいた頃、一週間の台所のゴミが牛乳パック一つ分で収まっていたのに比べ、今、何と台所ゴミの多いことか。何もかもトレイに入っていたり、過剰包装されていたり、売る側も率先してゴミ減量を考えないと、本当に日本列島はゴミで氾濫してしまう。
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