7月10日
A男は、愛人に指輪をプレゼントしようと思い、愛人と一緒に著名な宝石店に行った。店員が丁寧に応対し、愛人の指のサイズを測り、注文書に書き込んで、「一ヶ月後にはできあがります」と言ったので、A男は「一ヶ月後にはこちらから取りに伺います」と言って店を出た。
翌日、店員からA男の自宅に電話があり、「指のサイズ欄に12と書いたのか、13と書いたのか、はっきり読み取れないので、もう一度お尋ねします」という内容だった。電話を受けたA男の妻は、チンプンカンプン。しばらく考えて、やっと夫の浮気に気づいた訳だ。
さあ、それからは大変。妻は怒って、夫に、離婚だ、慰藉料だと責めたてる。A男は、宝石店に苦情を言ってみても始まらない。住所欄に自宅ではなくて会社の所番地と電話番号を書いておけばよかったと反省しているが、反省すべき点が違うでしょと、言ってやりたい。
とんでもないところから、浮気が発覚するものだ。
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