1月20日
県内の地方都市の市役所主催の法律相談に行って来た。
車を運転して行ったが、街の一番のメインと思われる商店街も、半分位がシャッターが閉まっていて、いかにもさびれた感じ。そして、相談内容も暗いものばかりだった。
その一、
先月いきなり解雇を言い渡させれた。しかも、社宅も今月いっぱいで出てもらいたいと言われ、貯えもなく、ホームレスになるしかないのだろうか。
その二、
土地を持っていて、それをAに貸した。Aは、自分で土地の上に家を建て、半年前までは、きちんと賃料も払っていたが、支払が滞ったと思ったら店のシャッターを閉め、夜逃げ同様に出て行ったらしく、音信不通である。土地明渡の請求をして、かりに、被告欠席のまま判決が出ても、建物の収去費用は自分で出さなければならないのだろうか。
その三、
三年前に一五〇〇万円の借金について、毎月二〇万円ずつ分割支払をするという合意の文書を作って、ずっと支払い続けてきたが、ここに来てどうにも払えなくなった。
破産宣告を受けなければならない。親から相続した土地・建物も手放さなければならない。
その四、
リストラされた夫は、毎日家で酒ばかり飲んで、私にあたる。
子どもを連れて実家に帰り、離婚しようと思うが、夫には何の財産もない。
これまで、夫の浮気や暴力に我慢してきたが、何もない夫からは慰藉料も養育費も取れないのだろうか。
以上、いずれの質問に対して、基本的にはイエスと言わざるを得ない。
毎日のように、政府の無策を批判する新聞記事を読んでいるが、定額給付金より、もっと根本的な財政改革に取り組んでもらいたいと思っているのは私だけではないだろう。
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